シングルバーナー再考。

 

本格的にソロキャンプを始めたのは、90年代前半でした。

 

当時は今ほど情報がなく、月刊OUTDOOR ( 廃刊 ) や BE-PALくらいが手軽に買える雑誌でした。

 

ネコパブのOUTDOOR EQUIPMENTはもうちょっと後だったと記憶しています。

 

道具を揃えるのも、モンベルか、新宿の A & F … あとは好日山荘とかのヤマ屋さんか釣具屋さん。

 

まだアウトドア=登山か、BBQみたいなノリでした。

 

オートキャンプ場は … コールマンのテント一色でした。

 

その頃よく入り浸っていた英国車屋さんのオーナーから見せてもらったアメリカのアウトドア・メーカーのカタログ。

 

www.rei.com

 

とか

 

www.basspro.com

 

などに掲載されていたギアはとても魅力的に見えました。

 

BASS PROのカタログなんか写真ぢゃなくて、イラストでしたからね w

 

ピックアップ・トラックでBASS PROの実店舗に乗りつけ、ボートを買って牽引して帰るみたいな世界。

 

凄いナー、と。

 

アマゾンもセカイモンもない時代です。

 

送料を安価に済ませるため、みんなで希望の商品をせーのでファックス注文 w

 

年末にダウン頼んで、届いたのは真夏 ( しかもサイズ違い ) だったなんて出来事も、今は笑い話ですね。

 

海外通販で買ったモノは、品川の港まで取りに行って TAX 払ってましたから、 今時の海外通販はホントに楽になったと思います。

 

 

何度か先輩たちに釣りや、本気過ぎる野宿・キャンプに連れて行ってもらうと、一人でも行ってみたくなりました。

 

野田知佑氏、故・加藤紀芳氏、堀田貴之氏、ホーボージュン氏らが綴った紀行を読み漁りました。

 

とりあえず知り合いからダンロップの山岳テントとモンベルのリュックをもらいました。

 

寝袋はモンベルで購入。

 

ダウンモデルはとても買えなかったので、化繊のバロウバッグ。

 

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旧ロゴが泣かせる w

因みに今でも現役で、車中泊などで使用しています。

 

よし、「 衣・食・住 」のうち、「 我が家 」は手に入った。

 

まぁ、服はあるもんでいいや ( ← 無知 ) 

 

あとは … お湯くらい沸かしたいよね? と思いシングルバーナーを物色。

 

日本を代表する冒険家、故・植村直己氏の遺品の中にMSRのバーナーがあったという記事を読み、これだな、と。 ( 憧れは大事 )