感涙・9ヶ月ぶりのキャンプ ( 長文です )
10月になったら出かけようよ、と友人たちと企画していました。
みな同様に自粛していたようで、帰省も断られていたようです。
さて、どこへ向かうか … 。
個人的には真っ先に20年来の定宿である西伊豆に行きたい …
グループLINEであーだこーだ話しているうちに、わたくしが以前行った新潟県魚沼市の写真を添付すると、満場一致で新潟県になりました。
月曜21:30に自宅を出発。
現地の方々との接触 ( 買い出し等 ) を少しでも減らすため、豚肉と獅子唐の味噌漬けと
ししゃもと秋刀魚の黒酢南蛮酢漬けを仕込んでいきました。
平日夜の関越はクルマが少ないから楽ですね。トラックもマナーが素晴らしい。
自宅を出発して2時間50分、走行距離およそ200キロ。
関越トンネルを越えると、「 遠くまで来たナー 」と感じます。
0:20に道の駅 南魚沼に到着。
www.michinoeki-minamiuonuma.jp
一年半ぶりかぁ。
新潟県は大好きです。お米・魚・お酒 … なんでもズバ抜けておいしく、雪質もサイコー。
車内で缶酎ハイをやっつけていると、友人家族1組が到着。
6ヶ月ぶりの再会です。
1時過ぎに寝袋に入り、就寝。心地よい疲労感です。
翌朝6時に起床。朝靄の中、はるちゃんの散歩です。
車内でコーヒーを淹れのんびり過ごしていると、深夜到着した家族も起きてきました。
9時にもうひと家族が到着。
予定では道の駅で買い出しをし、湯沢高原パノラマパークでロープウェイに乗ろう!
とグループLINEで盛り上がっていたのですが、生憎の曇天。
( 大型犬は乗れません )
このまま道の駅で過ごし、もうひとりの到着を待つことにしました。
併設された公園で子どもたちは大はしゃぎ。いーぞその調子だ、今夜は早く寝てくれ w
そうこうしていると、もうひとりも到着。
買い出しを済まし、今宵のキャンプ地を目指しました。
オトナ6名・幼稚園児2名・推定6歳児のはるちゃんという大所帯です。
舞子高原オートキャンプ場。
この界隈はスキーやスノボで何十回と来ていますが、ここが夏季にキャンプ場として営業していることは、昨年まで知りませんでした。
昨年近くに来たときに見学をさせていただき、キャンプならこのサイトだなと目星をつけておきました。
キャンパーは、ホテルの温泉も割引してもらえます。
全員検温を済ませ、チェックイン。
眺望と水場の距離に鑑みると、ベストサイトはA-1とA-2サイト。
1サイトクルマ2台までなので、2サイト借りました。テニスコート2面分以上あります。
サイトで常にお湯を沸かしながら洗い物をすれば、遠い水場の利用は最低限で済みます。
この眺望を愛でながらキャンプできるなら、片道200キロでも走りますわ、奥様。
サイトを駆け抜ける風ははっきりと、もうすぐ冬が迫っていることを感じさせました。
方位と風向きを確認して設営開始です。
友人は新しいテントを購入したようで、設営に悪戦苦闘 w
子どもたちは花を摘んだり、おままごと。
ママたちはiPhone片手に子どもたちを追いかけたり、斜面を散歩しながら時折こちらに手を振ったり。
はるちゃんは … バッタとトンボに夢中です。
漢たちは呑みながら設営と火起こし、仕込みに没頭します。
今回の漢4名は皆料理が好きです。ひとりは元板前だし。
キャンプに行ったら、女子はクライアント。
のんびりしててください。この精神大事ですよ、世の殿方 w
わたくしはポーランド軍テント。
ポールは自作で二股にしてあります。
今回は一人で参加の友人は、モンベルのムーンライト1型。
何十泊と一緒に野営しているふたりは、設営5分ですね。
あっという間に夜の帳が下り、まずは子どもたちの腹ごしらえ。
作戦が功を奏して、19時に撃沈。おやすみお疲れさん ww
ここからはオトナの時間です。
豚バラネギマ、長芋の明太子和え、椎茸焼き … 貝の煮物 … 居酒屋ですね w
今回のキャンプのために、久しぶりにポチりました。
ベルモントの黒皮鉄板 BM-287。
板厚は驚異の6mm ! ロッジのスキレットでも5mmです。
ODメーカーのフライパンの類はだいたい1mm前後。
愛用している同じ黒皮鉄板を採用しているちびパンでも1.6mm。
黒皮鉄板はいざとなったら洗剤が使えます。
スキレットは2インチ、61/2と持っていますが、どうしても前回の料理の残り香が気になります。
洗剤使ったら、台無しだし。
仕込んできた豚肉と獅子唐の味噌漬けと
最高の仕上がりですた
時折月が顔を覗かせるくらいで、雲が分厚く満天の星の下でとはいきませんでしたが
遠くに見える寄り添うように建っている民家から溢れる灯りと、国道17号線を行き交うクルマのライトがろうそくの灯りのように優しく、とても寛げました。
薪の爆ぜる音を聴きながら漢たちは飲み続け、ママたちは呆れて先に眠ったようです。
翌朝6時起床。
朝靄が幻想的です。
はるちゃんとゆっくり散歩。気持ちいいね。
ママたちと子どもたちは温泉へ。帰ってきたらバッチリメイクになってました w
11時にチェックアウト。
道の駅 南魚沼でごはんを食べました。
今回はここで現地解散です。
保護犬はるか推定6歳児、3回目のキャンプでした。
みんなに沢山撫でてもらい、子どもたちとも沢山遊びました。
残念ながらこのメンバーでのキャンプは、しばらくおあずけとなります。
ひとりのママが出産準備のため、仙台に帰省してしまうからです。
帰り際に旦那が、「しばらく独りなんで、漢祭りキャンプいきましょう!」 と誘ってきました。
よーし、全員ヒゲボーボーになるまで山奥で連泊だなっ、と返すと
い、いーすね … 森の熊さん居ないっすよね?
全員大笑いしながら、それぞれ帰路に向かいました。