伊豆の山粧う。秋灯@雲見オートキャンプ場
11月1日 日曜日。
インスタ経由で繋がったアクセルくんとクララちゃんファミリーが、駒沢公園まで来てくれました。
近所の保護犬ゴル仲間のしまちゃんも誘い、保護犬4頭一緒にのんびり過ごしました。
推定2歳児から推定9歳児。
ケンカすることもなくおやつを分けあったり、寄り添って微睡んだり。
長閑な日曜日となりました。
週中に西伊豆行こうよ?西風も大丈夫そうだよ。
友人からキャンプのお誘い。
急遽5日の木曜から一泊で西伊豆に行くことに決定。
但し目指す松崎町はコロナ感染者未だ数名であり、高齢者の多い人口僅か7.000人足らずの小さな町。
隣町の西伊豆町に行かなければ、大きな病院もありません。
キャンプ場オーナー夫妻も60歳オーバーなので、細心の注意が必要です。
出発前に交わしたLINEで「 漢ふたりだから、お刺身と鍋くらいで良いよね 」と送ると
マッハ既読で友人からひと言リターン。
「 だね 」
現地での買い物は最小限で済ませようと決め、自宅から持ち出した調味料は
醤油・味醂・酒・砂糖・塩・味噌・昆布の「 ニッポン人セット 」のみ。
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クーラーボックスもYETIは留守番にし、小さなサーモスのソフトクーラーのみという潔さ。
4日 21:30に自宅を出発。
今回何が楽しみって … 先日装着したIPFのドライビングランプの実力です。
早く点けたいっ w
初めて水中メガネや浮き輪を買ってもらった小学生時代のワクワクが蘇ります。
月ヶ瀬インターで高速を下車し、いよいよ国道136号線、船原峠へ!
ここから土肥のセブンイレブン辺りまで西へおよそ18.5キロ。
船原峠で一番標高の高いエリアが574メートル。
その辺りから海抜0メートルの土肥の町まで僅か9キロちょい。9キロで500メートル下る訳です。
計算すると平均斜度はざっと6度オーバーですから、かなりのアップダウンですね。
海のイメージが強い伊豆半島ですが、実は「 険しい山々 」も、もうひとつの伊豆の側面です。
外灯ほぼなし・野生動物有りのエキサイティングな「 深夜の酷道 」に突入。
前後クルマなし、いざ点灯!
あ・あ・明るい! ( ̄▽ ̄)
感動の明るさ w
IPF ありがとう。安心して走れるよ。 Amazonで星5個つけとくね w
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深夜1時過ぎにいつもの大浜に到着。
満天の星と月明かり。波の音。ぐっすり眠れそうです。
翌朝5時に起床、はるちゃんのトイレをして朝ごはん。8時まで二度寝。
海岸で流木を拾い、のんびりと散歩をしていると友人が到着しました。
スーパーでおにぎりと地酒、お刺身と椎茸・春菊等をそそくさと購入してキャンプ場へ。
11カ月ぶりの定宿、雲見オートキャンプ場さんへ。
はるちゃんもオーナー夫妻にタックルしてご挨拶。
ちょっと〜 自粛しすぎぢゃないの 〜 笑。お母さんにいじられるの巻 w
21年のお付き合いで11カ月ぶりは初めてかも。
わたくしはポーランド軍テント。友人は「 煙幕DX 」。
結露が酷いみたいで持っているテントの中では、一番出番が少なめかなと言ってました。
スーパーで購入したおにぎりを頬張り、豚汁でお昼ごはんは終了。
マジックアワーまで漢ふたりとはるちゃんは、色々な話をして過ごしました。
日が暮れると、ささやかな宴会の始まりです。
お刺身をアテに熱燗をちびちびヤリながら、焚き火を弄る。
昨夜より雲は多いですが、この時期の西伊豆としては風もなく気温13度と暖かい。
日高昆布で出汁をとり( ここを手抜きしないのがめんどくさい漢たち )
カット野菜に市販の鰯のつみれと烏賊のつみれ、焼き豆腐を煮込み、鍋キューブと鶏ガラスープの素でちゃっちゃっと鍋を作り、九条葱と一味唐辛子をどっさり。うどんで〆る。
漢ふたり … こんな晩は、こんなメニューが正解です。
焚き火は漢たちをおしゃべりに、時に無口にするのです。ちまちま料理などしていられません。
熾火も朽ち、23時就寝。良い夜になりました。
4時頃に鹿の鳴き声で一旦目が覚めましたが寝落ちし、5時に起床。
はるちゃんのトイレに朝ごはん。8時まで二度寝して、パンとスープで簡単に朝ごはん。
チェックアウト後にオーナー夫妻と談笑し、12時前にキャンプ場を後にしました。
復路は普段は走らない静岡県県道410号線へ。
斜度12度以上のアップダウンが続く狭小林道を20分くらい走り県道59号線との合流場所まで耐えれば …
この景色に出逢えます。
標高900メートル。眼下には先ほど登ってきた宇久須や黄金崎の町並み。
ですが、宇久須方面から向かうのは、おすすめしません。
すれ違い不可のところも多く
( そんなとこに車幅208センチのお前が行くなよっというツッコミはなしで w )
斜度14度の激坂 ( 標識あり ) など、フル乗車&フル荷物状態だとかなり厳しいと思いますね。
我が家のラムバンも水温と油温がいつもより上がり、ブレーキの臭いも気になりました。
ここへは船原峠から向かい、Uターンが正解だと思います。
風が強い故に背の高い木々は一切なく、熊笹の原が広がっています。
船原峠を下り、道の駅月ヶ瀬で遅いお昼ごはん。
テラス席はワンコOKです。
友人とはここで解散です。
何気にふたりだけキャンプは2年ぶりだよ。
そんなになるかね。
やっぱふたりが楽だね w
だね w
そんな会話を交わしながら、友人の笑みに元気をもらった気がしました。
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