647日間の軌跡。はるちゃんありがとう🐾
2021年7月8日 16:33
元繁殖犬で保護犬として我が家に迎えた2代目ゴルの春和 ( はるか ) が天国に旅立ちました。
推定6歳児。
一緒に過ごせた時間は、わずか647日間という短い期間でした。
引き取ってから数ヶ月後には右前脚のリンパ節が腫れだし、2020年2月に切除。
悪性でした。
翌3月には乳腺にしこりが見つかり、右側の乳腺を全て切除。
傷口は40センチ、50針も縫いました。
2020年10月に肺に転移が認められ、今年の4月から急激に体調を崩してしまいました。
頻繁にてんかんを起こすようになり、脳転移の可能性も否定できなくなりました。
パラディア ( 分子標的治療薬 ) に望みを託し奇跡を信じていましたが、病気には勝てませんでした。
この日は5回もてんかんを起こしてしまい、翌週から薬の量が増えてしまいました。
200メートルほど歩けた最後の散歩でした。
それでもiPhoneを向け声をかけるとこの笑顔 … ( 涙 )
健気さに涙が出ますね …。
治療に関しては他院でのセカンドオピニオンも受け入れ、できる限りのことはしてあげれたはず、と後悔はありません。
乳腺切除後から様々なサプリや漢方を取り入れていたので、亡くなる直前の検査でも
転移がみられなかった内臓・心臓・骨・血液など健康そのもので、獣医さんもとても悔しがっていました。
外の世界を知らずに5年間を繁殖犬として過ごし、ブリーダー崩壊からのレスキュー。
知らない場所・知らない人・大きな音 … クルマにバイクに自転車やスケボー …
何もかもが怖くて後脚が震え、尻尾は常にお股にIN …
「 新しいことは一日ひとつまで 」
と決め少しづつ慣れていきました。
歴代の保護犬では、一番時間がかかったかもしれません。
それでも、どのワンコとも仲良く遊び、大きなくりくりの瞳を輝かせ、
近所では「 ニコニコはるちゃん 」と呼ばれるほど、いつも尻尾ブンブンでナデナデを要求する仔になりました。
日に日に仔犬のように天真爛漫になっていきました。
亡くなったことをお世話になった病院や、近所のアイアンバロンさんに報告に行きました。
その時にいただいた置物です。
ワンコは天国に行くと、仔犬から人生が始まるのかなぁ
そんなふうに思いました。
我が家に現れた天使は647日間の間、毎日沢山のプレゼントを配り、あっという間に天国に行ってしまいました。
いつかまた逢えるよね?
沢山のプレゼントをくれたワンコには、恩返しをしなきゃね。
それは、行き場のないワンコたちを引き取ることだと個人的に思います。
ワンコを家族として迎えようとする10人にひとりが「 保護犬 」を選択すれば
日本から殺処分がなくなるそうです。
まだ気持ちの整理ができていませんが、やっとブログを更新しようという気になれました。
はるかを可愛がっていただいたみなさん、ありがとうございました。
はるちゃん、ありがとう。今日も大好きだよ。