夏の果て。
7月26日に東京 ⇄ 三重県 ( 往復710キロ ) 日帰り
8月18日に東京 ⇄ 滋賀県 ( 往復926キロ ) 日帰り
をこなしました。三重は仕事、滋賀県へはワンコの譲渡会に参加するためでした。
その合間の7月30日と31日は西伊豆へキャンプ ( 往復410キロ )
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と一カ月あまりで2.046キロを走破しました。
例年夏はお出かけをしないので、この夏は異様に走ったナー、と思います。
滋賀県からの復路は何度も大渋滞にハマりましたが、高速道路メインの移動でしたので
燃費はリッター8.6キロとまずまず。
この数年はパワステホース交換 ( 2017年12月 )
右リアウインカーバルブ交換 ( 2018年3月 )
エアコンのブロアファンスイッチ交換 ( 2019年8月 )
くらいの不具合で元気に走っています。
2001年式 走行距離30万キロ。まだまだ現役です。
連日「あおり運転」についてニュースが流れていますが、この遠出三連発2.046キロで見かけたパトカーは2台。
白バイ1台のみでした。
往路は深夜発ですが、復路は日中でした。
1.000キロ近く昼間に高速走って、この台数かよっ。
これぢゃドラレコ頼みになるよね、と思いました。
と同時に、この台数の警察に捕まるって、どんだけ周りを見ていないんだろうと思いました。
日頃高速道路では、一番左を80〜90キロで走っているので、他車のナンバー等色々と見る余裕があります。
追い越し車線を、車間を取らずに物凄いスピードで走って行くミニバン。
先のS.Aでそのクルマを見かけると、お父さん・お母さんに子どもが二人にお婆ちゃんが乗り込んでいく姿が。
… あのお父さんは家族の命をどう思っているんだろ … と唖然としますし
80キロで走っているわたくしにS.Aで追いつかれて
あっ、さっきの遅いデカいクルマだって思わないのかな w
まぁいいや www
閑話休題。
参加したワンコの譲渡会は、残念な感じでした。
わたくしが希望したコは、推定5歳のゴールデンレトの女の子。
元繁殖犬です。
ブリーダー崩壊によりレスキューされたようですが、保護されていた施設はお世辞にも清潔とはいえず
36℃の炎天下の下、屋外に設置された檻に入れられていました。
糞尿は垂れ流しで、とても健康管理が行き届いているとは思えませんでした。
推定5歳のそのコは、おそらく子どもを産むためだけの5年間を過ごしていたのだと思います。
( 保護された場所の動画は、目を背けたくなるような光景でした )
所謂、悪徳ブリーダーのもとで。
散歩も水遊びも、オモチャもおやつも知らないでしょう。
涼しい部屋も、暖かい毛布も知らないでしょう。
引き取ってあげたい一心で滋賀県まで行きましたが、事前に確認した条件とは全く違い、その保護団体の対応は散々なものでした。
詳しくは書きません。
小さな頃から、いつも側にはワンコやネコがいました。
沢山の愛情をもらい、沢山のことを教わりました。
なので、大人になったらこちらが恩返しをする番だと思うのです。
それは仔犬を迎えることではなく
行き場のないコたちを引き取ることだと思っています。
不幸なコが減っていきますように。
命ってさ
そんなことを考えた今年の夏でした。
ちょっと古めのクルマと出会った、普通の人たちの日常 season3
ボクの生まれ育った横浜市は坂道がとても多く、学生の頃に駅までチャリンコを漕ぐのが本当に苦痛だった。
就職をして実家を離れ、東京の世田谷区で一人暮らしを始めた。
あったら便利かなと思い、ふとマウンテンバイクを買ってみた。
南北の移動が不便な世田谷区では、思いの外自転車は便利な乗り物だと気づいた。
電車では面倒な下北沢から中目黒、三軒茶屋から自由が丘などの移動には重宝したし、何よりのんびり走るのは気持ちよかった。
そう行動範囲が広がったのである。
週末に隣町の銭湯に行ったり ( 富士山も見えるし …絵だけど )
本物の富士山が見える秘密の丘まで走るのが、密かな楽しみになった。
時には実家のある横浜市まで帰省し、母を驚かせた。
ボクは自転車が大好きになった。
ある晴れた日曜日の午後。
マウンテンバイクに乗り、自由通りにあるお気に入りのパン屋さんでいくつかパンを買った。
環八を走り、田園調布を抜け多摩川でのんびり草野球でも観ながら遅い朝ごはんを、と目論んだ。
その時、玉堤通りで信号待ちしている一台のクルマに惹かれた。
屋根には黒いキャリア( のちにスーリー http://abeshokai.jp/thule/ だと知った )、
その上にマウンテンバイクが二台積んであった。
真っ白なBMWのワゴン。
初めてクルマをカッコイイと思った。それまで自分にとってのクルマとは
「 結婚したら仕方なく買うモノ 」でしかなかったのである。
そうか … クルマに積んでいけば、山梨県北杜市の向日葵畑や、湘南だって夕日と富士山を愛でながら自分のチャリンコで気持ちよく走れるのか … 。
環八沿いにBMWのディーラーがあることを思い出し、チャリンコで向かった。
恐る恐る中に入りチラ見したクルマには、530万というプレートがあった。
… 全然無理だよ …。
それになんかさっきのクルマとは顔が違うし。
帰り道にコンビニで缶酎ハイを買って帰宅、Macを開いた。
初めて閲覧するクルマ関係のサイト。世の中には、いろいろなクルマがあるんだと正直驚いた。
どうやら自分が心を奪われたクルマは、四世代前のモデルで価格的には手が届きそうだった。
生まれて初めてのクルマ …
それもちょっと古めの外車。
ググってみると、BMW故障、BMW維持費、BMW壊れる … 閲覧するのをやめた。
翌日、会社で何人かの先輩に聞いてみた。
外車はやめとけ
開口一番、異口同音に言われた。
そういえば一人暮らしを始める時も、周りの連中はやめとけって言ってたな。
大学の時からだから、もう5年付き合ってる彼女。実家暮らしのお気楽娘。
クルマを買おうかと思うんだ。
へぇ何?
うん、BMWなんだけど …
ちょっと古めのと言いかけた途端、彼氏がBMW買うらしーとLINEでばら撒き出した。
三軒茶屋にある行きつけのBARのマスターに相談したら、買っちゃいなよ、日曜日の過ごし方かわるぞー、と言われた。
数週間後、ボクはクルマを購入した。
あの日見たのと同じ四世代前のBMWツーリング。
色はもちろんアルピンホワイトだ。スーリーのキャリアも奮発した。
新しいとか古いとか、どうでもいい。これこそがボクにとって理想の「 クルマ 」だ。
緊張の初ドライヴは、彼女と「 世界一の朝食 」と言われる七里ヶ浜のビルズに行った。
車は今のところトラブルなく走っている。
唯一のトラブルといえば、都築のIKEAに行った時のこと。
ソファーを購入したのはいいが、車に積めなくて喧嘩したぐらいだ。
来週は母と母の愛犬のモモ、それに彼女とボクとで西伊豆にある雲見温泉に行く予定。
レンタカーと違い、自分のクルマなら犬連れでも気兼ねなく出かけられるのがいい。
母と彼女は初顔合わせだ。
帰り道に「 マンションのモデルルームとか行ってみない? 」
なんて彼女が言い出さないか、ボクは今からドキドキしている。
〜 終わり 〜
踊浴衣と笛太鼓。 〜 ペンタックスで切り取るニッポンの夏 2019 〜
8月1日から4日間、地元では毎年恒例の盆踊りでした。
去年は望遠レンズを持っていなかったので、今年は望遠レンズと単焦点を持って向かいました。
望遠レンズを買った訳はこちら …
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とはいえ、19時でも気温は30℃超え … 30分ほど撮影を楽しんで帰宅しました。
我ながら東京音頭など流れてくると、フルコーラス歌える自分が可笑しい w
そういえば先日のキャンプの際に車中泊した大浜海岸でも、
朝8時になると地元の方々が集まって、ラジオ体操をしていました。
わたくしたちも促され参加したのですが、「 ラジオ体操第一 」は勿論
第二もしっかりできました。
子どもの頃に身体で覚えたモノは、一生モンですね。
閑話休題。
まずはAVモードで撮って、モニタールーペで明るさの確認。
だいたい明る過ぎるので、そのシャッタースピードを参考にマニュアルで撮るのがわたくしの撮影スタイルです。
( もともとアンダーっぽい方が好きなんですよね )
本格的に陽が落ちると、明るい単焦点レンズは強い味方になります。
住み慣れた街でもファインダー越しに見ると、改めて様々な表情があるものだナー、と思った散歩でした。
夏の絵日記 2019
7月の終わりに、予てから友人ファミリーに誘われていたキャンプに行って参りました。
夏キャンはしない主義ですが、絵日記的には夏は海だよね、ってことで西伊豆へ。
23時過ぎに東京を出発。
横浜青葉から東名に乗り、御殿場で一旦下車。したみちを走り、長泉から伊豆縦貫道へ。
この往路は東京インターから長泉沼津まで全て高速で向かうより 750円節約になります。
( 中型車 深夜割引 )
且つ所要時間は15分程度しか変わりません。往路は夜発に限ります ♪
今年できた月ヶ瀬インターから、国道 136号線で西伊豆へ。
2時過ぎに到着。いつもの大浜で波の音を聴きながら乾杯。
こうやってのんびりできるところが、前ノリ&車中泊の良いところです。
翌朝8時に起床し、波の穏やかな乗浜へ移動。小さい子どもにも安心なビーチです。
カンカン照りぢゃなくて、ホッとしました w
お昼まで、ビーチでのんびりして出発。
県道 59号線から、林道を 4キロほど登ると到着です。このケモノ道がワクワクするんだナー w
今日お世話になるのは、標高400メートル地点にあるオートキャンプ銀河さん。
平日にも関わらず沢山のお客さん ( ← ホントは苦手 w ) さすが夏休み。
気温 26℃、木陰でじっとしてれば耐えられます。
フードストアあおき 西伊豆店|店舗情報|フードストアあおきで買ったお弁当を食べ
腹を括って設営 … する気が起きず
ダメなオトナはこうなり
秒殺 w
さてと、やるかと発言すること数十回 …
缶酎ハイを一本やっつけ、蚊取り線香を焚いて設営開始です。
久しぶりのタープ泊です。
あいにく星空は見れませんでしたが、白ワイン2本とその他諸々をやっつけました。
3歳児は薪になりそうな小枝を拾ってきたり、ペグダウンのお手伝いをしたり、随分と逞しくなったナー、と思いました。
ボキャブラリーも増えたし。
クワガタを見つけた子供たちの賑やかな声や、花火の音が聞こえ
あぁ夏休みだナー、としみじみ。
みんなの絵日記を見てみたいナー。
寝苦しくもなく、熟睡できました。
8時に起床。幻想的な朝です。
前回来た3月より、苔が美しい。
この一年半で 7回ここに来ていますが、いつ来ても気持ちのいい場所です。
個人的にキャンプはあっちこっちに行くよりも、四季それぞれの表情を楽しむため、同じ場所に何度も行くほうが好きです。
暫しキャンプ場オーナーと談笑し、キャンプ場を後にしました。
松崎町まで移動し、民芸茶房さんで早めの晩ごはん。
安定の美味しさ。
日中は暑い雲に覆われていたのですが、「 ひょっとしたら夕焼けがキレイかも 」と
松崎港でマジックアワーを待ってみましたが、残念っ、次のお楽しみです。
せせらぎの湯でさっぱりし、深夜 0時過ぎに帰京しました。
一泊ながら48時間の間、夏の旅を満喫しました。
結論 キャンプは冬に限る w
ちょっと古めのクルマと出会った、普通の人たちの日常 season2
私はカウンター席の一番端に座った。
見たことの無いボトルばかりでオーダーに困っていると、常連客らしき人たちが一人、また一人と来店してきた。
グラスワインの赤を注文した。
カウンターに置かれたリーデルのワイングラスに注がれたのは、私の苦手なカベルネではなく、ピノ・ノワールだった。
他のお客さんたちも皆一人客だった。
どのお客さんもグラスを持ち上げ … バーテンダーに、そして他のお客さんにもいただきます、お疲れ様です … こう言ってた。なんか礼儀正しくて可笑しかった。
あっという間にカウンター 8席が埋まった。皆それぞれここでの時間を楽しんでいるようだ。
隣の男性がBGMに反応し、その曲の思い出を語ってくれた。
いつの間にか隣の男性、その隣の女性と私の 3人で会話が弾んでいた。
グラスワインを 3杯呑み、私は楽しく過ごせたことに感謝を述べお店を後にした。
メールで入稿を済ませ、今週の仕事も無事に片付いた。
一週間頑張ったご褒美に、会社近くの利久で牛タン定食を食べた。さて、どうしよう … あのBARに寄ってみようか。
カウンターには先客が 3人居た。私は先週来店した際に気になっていたボトルを指差し、ティフィンだったか、それをベースにしたカクテルを作ってもらった。
先客たちは、美味しい野菜、道の駅、ドライブなどについて話していた。
クルマかぁ … 実家に帰省した時に、妹の軽を借りて乗るくらいかなぁ、と私は呟いた。
うん、私もそんな感じ、と隣の女の子が続けた。
てかさ、可愛くておしゃれなクルマってないよね〜 ?
カジュアルでさ、週末が早く来ないかナー、なんてワクワクするクルマ !
分かる ! 色も大事よね。シルバーとかダメ、校長先生とか乗ってそうだもん !
車種はとりあえず置いておいて、クルマで行ってみたい所・やってみたいことを一人づつ発表した。
私の番が来た。
早起きして三浦の朝市に行って、野菜をどっさり買うの。私写真を撮るのが好きだから、そこで働いている人や並んでる野菜を撮ったり。
そうだな、誰もいないお花畑 … 線路沿いとか。
たった一両の可愛い電車が来るのを何時間も待って、構図をああでもないこうでないって考えて。
クルマの中で紅茶を飲んで待つの。滅多に人のこないところで、飽きたら自分のクルマを撮ったり、雲を撮ったり、お昼寝したり … 。
世田谷区もやってるけど、小さな区画で畑を貸してくれるところあるぢゃないですか、そういうところにお弁当持って日曜日を過ごしたり … 。
あぁクルマってあったらいいよね。何か女子に似合うクルマないですか?
私はバーテンダーに丸投げしてみた。
macをカチャカチャやってた彼が画面をこちらに向けてくれた。
これ、似合うよ。
可愛い ! 外車ですか!
カングー、フランス車だよ、一つ前のモデルだけど。本国ではお花屋さんが配達に使ったり、商用車としても活躍してるよ。
荷物も沢山積めるし、この黄色は可愛いナー。このクルマに似合うトートバッグを探したり、オーナーになる前からワクワクできるよね。
実は私、来月で 30歳になるんです。自分の誕生日に、自分でクルマをプレゼントしちゃおうかなぁ … 。
本当の意味で成人式だと思うし … 。もうカウンターは大盛り上がり。
納車祝いだからと、隣の男性客はシャンパン空けちゃうし … まだ買ってないってば。
2時間ほどBARで過ごし、お店を出た。火照った頬に夜風が心地よい。
交差点で信号待ちしながら、国道を走るクルマを眺めた。こんなことは初めての経験だ。
カングーの運転席に座っている自分を想像してみた。うん、あたし可愛いかも。
それから3週間後。
今日はカングーの納車日だ。クルマはあのBARのお客さんでクルマ屋さんの方に、駐車場もお客さんの不動産屋さんが一緒に探してくれた。
約束通り 20時にBARに行った。お店の前には街灯に照らされたカングーと、沢山のお客さんたちの姿があった。
鍵ついてるから、乗ってごらん。
ドアを開けると助手席には大きな花束、ステアリングにはリボンがかけられ、バースディカードが置いてあった。
泣きそうになりながらキーを捻りエンジンをかけた。
カーステレオから流れてきたのは、初めてこのBARに来た時に、隣の男性が思い出を語ってくれたキャロル・キングだった。
もう … マスカラ取れちゃったから、一回帰りますから。
涙ぐみながらそう言うと、みんな大笑いしていた。
〜 終わり 〜
ちょっと古めのクルマと出会った、普通の人たちの日常 season1
東京の大学を卒業したら、実家に戻ってくるだろう …
きっと両親はそう思っていたに違いない。だけど私は戻らなかった。
当時付き合っていた彼と離れるのは嫌だったし、駄目元で応募した出版社に受かってしまったのだ。
創刊から間もない女性誌での仕事は、想像以上にハードな毎日だった。ドタキャンを3回繰り返し、彼は去っていった。
飲み会に合流できるのは決まって深夜1時過ぎ。
その頃はみんな既にキマっていて会話にならないし、お腹ペコペコな私はビールで余り物を何でも流し込むワケ。
… あぁ … 最近太ったかも。
月に一度か二度あるかないかの休日は、死んだように寝て過ごした。
就職が決まった春、この部屋を契約した。
10階建の 9階にある小さなワンルーム。ベランダの窓を開けると、すぐ下には首都高速 3号渋谷線。
内覧の時には気がつかなかったけど、向かいのマンションとマンションの間から、奇跡的に東京タワーが見えたのがちょっと嬉しかった。
大好きなオレンジ色に淡く灯る灯り。
アレを見ながら、時にはメディキュット履きながらだけど、白ワインを呑んぢゃったりするハズだったのに。
近頃はカーテンも締め切り。濡れた髪を乾かしながら壁にかけてあるカレンダーを見て、ハッとした … 。
ヤバい、来月私 30ぢゃん。
短大生の子なんかが読む雑誌から、30代の主婦向けの雑誌へ移動になった。読み手と作り手に世代のギャップがあってはならない。会社の方針だ。
新しい部署では、流行りの飲食店やインテリア用品を扱うお店の紹介などを担当することになった。
ここの部署は誰も夜中までダラダラと仕事をしない。土日もきっちり休み。
毎日定時の 18時までに、その日の仕事は完璧にこなす … そんな空気感だった。
金曜日。18時に退社し、19時前には三軒茶屋の駅に着いた。 何となく自宅とは反対側の南口から地上に出た。
この町の住人にとって国道 246号は大河のようなもので、北口に住んでいる人々は南口には行かないのだ。
8年間この街に住んでいながら、こちら側に来たのは数える程だった。
イートインできるパン屋さんで食事を済まし、国道を渋谷方面に歩いてみた。
一軒気になるBARがあった。
ガラス張りのそのお店は、天井がとても高くシーリングファンがゆったり回っていた。
まだ開店したばかりだからか、お客さんの姿はなかった。
駅の方へ踵を返し、コンビニでビールを買ってビルの陰で一気に飲み干した。
だって … シラフぢゃ入り辛いぢゃん、BARって … 。
〜 続く 〜
藍色の栖 (すみか) 〜 VANのある生活 〜 season3
先代のクルマから2013年に現在のクルマ、DODGE RAM VAN に乗り換えました。
当時は大型犬2頭と暮していたので、もう少し広いクルマが必要になったのです。
条件として …
オトナ2人と大型犬2頭が熟睡できること
( 外出には必ずワンコ同伴ですので、ここはマスト )
キャンプ道具を365日積みっぱにできること
( 天気予報とにらめっこして行き先を決め、冷蔵庫の残り物と調味料を YETI に放り込んで即出発 )
駐車場事情により、全長 6メートル、全幅 2.2メートルまで
一泊往復 450 キロでも、ワンコたちが窮屈な思いをせず寛げること
できれば、4WD、ディーゼル … 等でした。
候補になり得る車種は、そう多くはありません。
VW T3、T4 のウェスティ
( 3人の友人が乗っているので、できれば却下 w 但し完成度は非常に高いです )
310D の箱VAN 。
NOxで都内では登録できないのですが、稀に型式不明があり登録可。
あとは GM、フォード、ダッヂのフルサイズ VAN … といったところ。
90年代に一度だけ目黒通りのhttps://www.flat4.co.jp さんで見かけた0-319。
あれ以来国内では見かけません💧
買っとけばよかった ( ※ 小僧に買える値段ではありません w )
1ヶ月ほどあれこれ悩み、DODGE RAM VAN となりました。
もともと7人乗りだったのですが、2列目・3列目のシートは撤去し、2人乗りの貨物登録。
何度か DIYでリフォームして、この形に落ち着きました。
無印良品の頑丈ボックス特大と大を並べて置け、写真の左側に頭・右側に脚の寝相で寝れるのは、車幅のある VAN ならでは。
キャンプ道具は軽量・コンパクトにこだわっているので、YETI 以外はベッドの下に全て収納可。
整理整頓を心がければ、車内は広々としています。
4年前に一発奮起してオートマとトルコンをオーバーホール。
消耗品をマメにチェックしていますので、ここ数年のトラブルはテールランプの球切れくらいです。
ガソリンはレギュラーでOK !
急勾配のある西伊豆往復・軽井沢往復・清里往復等でも、力があるのでストレスは感じませんね。
踏めば踏んだだけ加速しますが、ワンコ連れだったのでのんびり走ります。
燃費はリッター 6.9 〜 7.1 キロ前後。
自分のアクセルの開閉度は決まっているので、毎回あまり変わりません。
最高は東京 ⇄ 大阪高速移動で 9.8キロ。
決してイマドキのクルマのような燃費は期待できませんが、宿泊費がかからないと思えばそれほど悪い数字ではないですね。
何より眠くなったら後ろで寝ればいいや、という安心感は遠出をしても気持ちに余裕が出ます。
現在の走行距離は29万キロオーバー 大陸感満載 w
この夏に7年目に突入しますが、この「 藍色の栖 」には飽きがきません。
まだ見たことのない風景を求め、これからも乗り続けたいと思います。
〜 終わり 〜
藍色の栖 (すみか) 〜VAN のある生活 〜 season2
高速よりも片側1車線の国道や県道をのんびり走るのが好きです。
でもそれにはある程度の下調べが必要になります。
何故なら我が家の一番大きなキャンプ道具、2001年式ラムバンは、全幅・全高ともに2m超えなんです w
ここ走ってみたいナー、と目星をつけるとGoogleマップで、ある程度道幅の確認をしておきます。
それでもこんな目に遭うこともあります w 恐るべし県道 w
キャンプ・車中泊・スキーは平日オンリーなので、交通量は週末に比べ少ないでしょうが、
対向車が来たらちーんですね w
ニッポンを知ることのできる県道ですが、いいことばかりではありません。
残念なモノも目につきます。
それは … 不法投棄ですね …。
家電リサイクル法が施行されてからは特にですが、交通量の極端に少ない山中の県道には
テレビや電子レンジ、ママチャリや三輪車など不法投棄されている有様を見かけます。
中にはわたくしの目の前で、山中にテレビをぶん投げる輩もいます。
だいたい地元ナンバーのジイさんですね。
もちろん、写メ撮って地元警察に通報します。
5年10年ではああはならないだろう、という朽ち果てた原チャリやタイヤのないクルマ。
それらは決して風景ではありません。
ニッポンの道路の総延長距離は120万キロ。
しかも99%がきちんと舗装されているそうです。
国土の面積に対する道路距離は、世界一だそうです。
それでもまだ新しい道路を作りたがる行政。
そんなことより既存の道や橋を整備してほしい、くたびれた県道を走る度に思います …。
〜 続く 〜
藍色の栖 (すみか) 〜 VANのある生活 〜 season1
先代のクルマから、15年近く車中泊を楽しみながら旅をしています。
キャンプは、サイト内でのんびりすることになりますが、車中泊のいいところは
「 移動できること 」に尽きます。
( Googleマップで行ったところに⭐️マークをつけています )
東京を出発し高速は最小限だけ利用し、国道や県道を走る。
地元とは違うバスの色、読めない地名 w 笑える看板 …
したみちは「 ニッポンは広い 」ということを改めて実感させてくれます。
見たこともない大きな野菜や、一面の畑。
神々しい山々の稜線や、冬の日差しを受けキラキラ光る川面。
高速をバビューンでは出会えない景色が沢山あります。
気に入った景色があればクルマを停め、そこでコーヒーを入れたり、お弁当を食べたり、昼寝したり …。
iPhoneで方位を確認し、あの山の向こうはきっと夕焼けが綺麗そうだナー、と思えば移動し、
さっきの温泉やっぱ気になるよね?
と思えば引き返せばいい。
チェックインもチェックアウトもない。設営も撤収もない w
窓の向こうには、刻々と変化するニッポンの風景。
トイレさえ確保できれば、温泉は何処にでもあるし、不自由はありません。
暗くなったら、小さなソーラーランタンを灯し、眠くなったら寝袋へ。
ニッポンを旅するなら、高速より国道 … 国道より県道。
そして寄り道を楽しみとし、ゆっくりと移動することが一番贅沢な旅だナー、と思いますね。
〜 続く 〜
FIND YOUR PEAK 〜 ピークデザインと共に 〜
モノを選ぶ際、スペックや価格にも当然目がいきますが、それと同じくらい企業理念 …
そもそもなんでモノを作ってるの?というところにも関心がいきます。
CARRY THE SUN ( 旧ソーラーパフ )、
Bags + Camera Gear | Peak Design Official Site
最近立ち上がったこれらの海外ブランドは、この点にとても感嘆を受けます。
車中泊で最高に便利・安全 ( 2個愛用中❤️ )
フィールドや街で素晴らしい景色と出逢い、リュックを下ろしカメラを出して撮影。
で、カメラをまたリュックに仕舞う … 結構これって億劫な作業で、撮影枚数が自然と減ります。
パッとカメラを取り出せて、しかも安全に運べて … カッコいいのないかナー
と物色していたら … あるぢゃん!キタコレ❤️
2018年 6月 CAPTURE 即買い w
営業所留めにして、朝一にクロネコさんまで取りに行ったの久しぶりですわ w
早速六角レンチを用いて、リュックに取り付けました。
カメラ落下防止のセーフティロックも付いています。
カメラの取り付け・脱着はクイックリリースでぱっちんです。
剛性感も十分。
常に両手がフリーでカメラが固定されているのは、歩く時に気が散らず安全にも繋がります。
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軽量・コンパクトなペンタックス K-70して良かった!防滴・防塵だし。
iPhoneのアプリを確認してみると …
浜離宮〜 貿易センタービル界隈の散歩 9.6km
東京都庭園美術館 〜 国立科学博物館界隈での散歩 8.5km
RICOHイメージングスクエア 〜 新宿中央公園界隈での散歩 11.2km
など撮影しながら散策をしていますが、不安を感じたことは一度もありません。
そしてスタンダード・プレートというパーツが優れモノ。
1/4インチのネジでボディに装着。
プレートのサイズが「アルカスイス互換」といわれる規格サイズ。
( 厳密にはインチとミリくらいの差があるそうですが、気になる方はご自身で調べて w )
ということはここに …
GO PROがシンデレラ❤️
クイックシュー付きの雲台なら、ぱっつんでセッティング可能。
実によく考えられています。
調子に乗ってこれも買いました。
PEAK DESIGN クラッチ CL-3、ハンドストラップですね。
黒地に赤のステッチはわたくしのキャラではありませんが、目をつぶりましょう。
単焦点のみ持って近所を散策したり、キャンプサイト近くの遊歩道などを散策する時などに使っています。
金具をぎゅっと締めれば、不安なく歩けます。
そしてPEAK DESIGNの思うツボ … これも買いました w
PEAK DESIGN スライドライトSLL-BK-3
いわゆる肩掛け式のストラップですが、同社が採用しているアンカーというアダプターで脱着も簡単。
耐荷重 90kg !
川辺や地面に這いつくばって撮影する時など、肩掛け式のストラップが邪魔な瞬間がありますからね。
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件の「 男前カメラバッグ 」のストラップにすることもあります。
先ほどアマゾンから … これも w … もうPEAK DESIGNの奴隷 w
PEAK DESIGN パッキングキューブ スモール
衣類など収納するポーチですね。散らかりがちなキャンプ用品を少しまとめようかと購入。
撮影する状況で使い分けていますが、この会社の商品はどれも
「 写真を撮る 」ことを何倍も楽しくしてくれます。
やっすいパチモンもチラホラ見かけますが、やはり物作りは企業理念が大事。
わたくしはパチモンにはそれを感じないので、一切手を出しません。
〜 終わり 〜